SIMフリー版iPhone 5とau iPhone 5の違いについて | gucchi23 blog

SIMフリー版iPhone 5とau iPhone 5の違いについて

iPhone
この記事は約3分で読めます。

先日、au版iPhone 5を購入したことについては以下エントリーした通り。
参考エントリー:auのiPhone 5を購入した|gucchi23 blog

というわけで、今、手元にはSIMフリー(香港版)のiPhone 5とau版のiPhone 5があるわけなんですが、せっかく2つあるので2つの異なる点についてメモがてらエントリーしてみたいと思います。

異なる点といっても外観は全く同じiPhone 5なので見た目は全く同じなのですが、中身が細かいところで異なっています。

■SIMフリー版iPhone 5とau iPhone 5の違い
1.情報表示が異なる
1つ目の変更点として、情報表示のカテゴリーが異なっています。

au版では以下のような「法律に基づく情報」と表示されているのに対して
au_iPhone5_2013-04-15 1 10 46

SIMフリー版iPhone 5では「著作権情報」としてカテゴライズされています。
SIM_FREE_iPhone5_2013-04-15 1 10 44
これは文字表記の違いだけで、中身の項目は全く同じです。

なぜこのような表記の違いになっているのかはよく分かりませんが、香港版のSIMフリーiPhone 5は漢字を多く使いたかった?んですかね(^^;

2.認証が異なる
2つ目として各国から受けたiPhone 5の認証の数が異なります。

改めてau版とSIMロックフリー(香港版)版のiPhone 5の仕様を比較すると
・SIMロックフリーiPhone 5(香港版)
→GSMモデル A1429:UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)、GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)、LTE(バンド1、3、5)

・au版iPhone 5
→CDMAモデル A1429:CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B(800、1,900、2,100MHz)、UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)、GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)、LTE(バンド1、3、5、13、25)

ということで、SIMロックフリーの香港版のほうが対応している周波数・方式の数が少ないことが分かります。

対応しているチップセットを端末本体に積んでいるか・いないかの違いとなるため、当然積んでいない端末は通信出来ない周波数・方式が出てくるというわけですね。

で、それぞれ実際の認証画面を見てみると、SIMロックフリーiPhone 5(香港版A1429:GSMモデル)は
SIM_LOCK_FREE_iPhone5_2013-04-16 1 39 47
・アメリカ
・カナダ
・ヨーロッパ
・オーストラリア/ニュージーランド
・日本
・韓国
・シンガポール
の国々で、上記のように認証を受けていることが分かります。

これに対してau版のiPhone 5(A1429:CDMAモデル)は
au_iPhone5_2013-04-16 1 40 24
・アメリカ
・カナダ
・ヨーロッパ
・オーストラリア/ニュージーランド
・日本
・韓国
・シンガポール

の各国だけでなく、
au_iPhone5_2_2013-04-16 1 40 31
・南アフリカ
・アラブ首長国連邦
・ロシア
・台湾
・タイ
・フィリピン
・インドネシア
の各国からも認証を得ていることが分かります。

各国が展開している通信方式の違いや周波数の違いによって、このように各国でiPhone 5の認証が行われているわけですね。

この表を見ると、明らかに通信方式の多いauが有利と思うかもしれませんが、auのiPhone 5はSIMロックがかけられているため機種本体が対応する通信方式は多いにも関わらず日本国内ではauしか通信できません。

この辺りは柔軟に対応しても良かったのでは?と思いますね。

というわけでau版のiPhone 5とSIMロックフリー版のiPhone 5の違いを見てきたのですが、もう少し違いはありそうなので調べてみます。

※内容にもし間違っているところがありましたらご指摘お願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました