JR横須賀線の東京駅~品川駅間トンネルはドコモだけ利用可能だった | gucchi23 blog

JR横須賀線の東京駅~品川駅間トンネルはドコモだけ利用可能だった

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最近は都内の地下鉄でも東京メトロや都営地下鉄などのトンネル区間で携帯電話の利用が可能になってきていますが、東京メトロや都営地下鉄については携帯電話各社がエリア化の公表を行っていてもJRの地下トンネル部分については各社エリア化のアナウンスがまちまちに行われているため、今回はドコモ、au、ソフトバンクでのJR横須賀線の東京駅~品川駅間のトンネル部分について調べてみました。

JR横須賀線はJR総武快速線との直通運転を行っており、千葉寄りから錦糸町駅~東京駅~品川駅間が完全地下トンネル区間となっています。

ちなみに同区間の携帯電話3社のエリア関連ページは以下の通り。
ドコモ:携帯電話がご利用いただける地下鉄の駅・駅間
au:地下駅間:ご利用いただける地下鉄駅・地下駅間(4G LTE・3G)
ソフトバンク:ご利用いただける地下駅・地下駅間

上記の3社のエリアページを確認してみるとドコモについては記載が無いものの、auとソフトバンクについてはJR東日本の横須賀・総武快速線の記載があり、両社とも東京駅~品川駅間はエリア化されていない記述となっています。

そして今回の試験端末は以下の通り。
ドコモ:GALAXY S4 SE-04E
au:iPhone 5
ソフトバンク:iPhone 5

Tokyo-Shinagawa_2013-08-18 19 42 19
結果、東京駅~品川駅間のトンネル区間はドコモだけがエリア化されており、しかもLTEのXiは下り最大75Mbpsエリアの10MHz幅となっていました。

auとソフトバンクはトンネル区間は残念ながら圏外という結果。ただし東京駅、新橋駅の地下ホームでは両社ともエリア化されていました。

Tokyo-Sta-Xi_2013-08-18-19-49-28
ちなみに東京駅の横須賀・総武快速線地下ホームにてXiのスピードテストを行ってみたところ、下り40Mbpsを超える速度を記録。

測定したのが日曜日の夕方ということもあって平日の夕方に比べるとホーム上の人は少なかったことも影響しているかと思いますが、都内で下り40Mbps超えは中々の速さかなと思います。

地下鉄のトンネル区間エリアテストでは以前、東京メトロ半蔵門線の三越前~押上駅間を調べたことがありましたが、都内のJRのトンネル区間はエリア化のアナウンスが行われていなかったため今回改めて行ってみた次第。
参考エントリー:東京メトロ半蔵門線の三越前~押上駅間でのエリアチェック|gucchi23 blog

都内のJRでは京葉線の東京駅~潮見駅間、また、りんかい線の大井町駅~東雲駅間も同じく地下のトンネル区間となっており、こちらのエリアについても後日、調査してみたいなと思っているところ。

地下部分でも地上と同じように携帯電話・スマートフォンが使えるようになると利便性は限りなく良くなりますよね。

また、いつでも通信可能になることで災害時や事故が地下で起こった場合でも地上と連絡が取れるなど、万が一の連絡手段としても活用出来ますので、これからも地下部分のエリア化には期待したいところです。

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