2019年4月15日、ドコモからギガホ・ギガライトの各新料金プランが発表されて、いよいよ大手キャリアの分離プランが本格的に動き始めました。
今回は分離プランになると白ロムショップで販売されている白ロム、特にSIMロックフリーで販売されている機種が、今後どのように価格推移していくかを書いてみたいと思います。
分離プランによってSIMフリー端末の価格は下がるのか
結論から言うと、私が思うにSIMロックフリー端末の場合は価格は下がらないと思ってます。
というのも、これまでも国内で発売されているSIMロックフリー端末は、大手キャリアの安売りやキャンペーンに関係なく値下がりしないことが多いからです。
なぜなら、SIMロックフリー端末は国内で正式発売されているものを除いて、大体が海外版。
海外版の端末は、やはり日本国内版と比べると微妙に仕様が違うことがあり、そこが優位性となって値下がりにくいことがあります。
例えばiPhoneXR。
iPhoneXRはドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアからの販売だけでなく、アップルストアから国内版SIMロックフリーモデルも購入することが可能です。
さらに海外に目を向けると、香港版やアメリカ版も販売されています。
そして昨年度末の大手キャリアの安売りにて、特にauでiPhoneXRの安売りが行われて、購入された方も多いでしょう。
ところが、iPhoneXRの香港版のSIMロックフリーモデルの価格を見てみると、確かに値下がっていないかと言われれば値下がっているのですが、大幅な値下がりにはなっていません。
先日書いた香港版SIMロックフリーiPhoneXRの価格の記事は以下の通り。
キャリア版のiPhoneXRの新品未使用品が値下がりする中、香港版のSIMロックフリーモデルは大幅に値下がりしていないのです。
これはiPhoneだからというのもあるでしょうね。
Androidの端末だったら、逆転して海外版の端末が安くなるという例はあります。
こう考えると今後、白ロムの購入を行なっていくのであれば、ある程度その端末の需要を予想して購入する購入しないの判断をしないといけませんね。
もちろん蓋を開けてみないと分からないものですが(^_^;)
大手キャリアが今まで行ってきた端末購入時の割引を今後自分で作り出すのであれば、このように海外製のSIMフリー端末のスペックや人気度を見つつ判断していくしかないかもしれません。
というわけで、今後の大手キャリアの動きは中止しつつ、海外版のSIMロックフリーモデルの価格を見極めて購入していくことが今後は求められそうな気がしますね。
スマートフォン・ケータイ市場で、アンテナを高く生きていくことは、回り回って自分に返ってきますので、これからもアンテナを高くして賢く使っていきたいですね。
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