今回は少し趣向を変えて、我が家が実践しているお金の話について。
家庭をお持ちの皆さん、家計管理はどのようにされていますか?
我が家は共働き夫婦なのですが、結婚する前からお金についての価値観と、どのように管理していくかを話し合ってきました。
完璧な答えと管理方法は中々見つからないのですが、それでも現在では下記の方法に落ち着きました。
- お互いの収入は全て共有
- 月単位で支出を項目別に全て共有
- エクセルに書き出し可視化
- 共同口座で収入は一元管理
お互いの収入は全て共有
まずは収入の管理から。我が家では、お互いの収入を全て共有しています。
ここは賛否両論あるかと思います。相手の収入、自分の収入を共有したくないと思う方もいるでしょう。
「え、私の給料低すぎ!?」みたいに思われたくない、と考えてしまう方もいると思いますし、まぁ普通はそう思われたくないですよね。
しかし、ここで大切なのは「現状の世帯収入がどのくらいあるのか」、「家庭内の金銭的体力がどのくらいなのか」をお互いがしっかりイメージできるようにする環境が必要です。
なぜなら、これからの将来的な資金がどのくらい必要なのか、いつまでにその金額を達成できるのか、を把握するために、まずは現状把握が必要で、その内容をしっかりお互いが共有できるようにしておかなければいけないからです。
そのため、我が家では数十年先の将来的に必要となる資金がどのくらいあるのかをザックリとイメージ共有し、そこに向けていくには何年でどのくらいの資金が必要になるのかをイメージできるように収入を全て共有しています。
また、収入を共有することで何かあった際にどのくらい我が家は資金力があるかをお互いが確認することもありませんので、判断がつきやすいのですよね。
ここは各家庭によって好き嫌いもあるでしょうから何とも言えませんが、少なくとも個人的にはお互いの収入は共有すべきだと思います。
そして共有する際は、必ずグラフや具体的な数値で可視化してみてください。
月単位で支出を項目別に全て共有
どのように支出を管理するか。
それぞれの家庭でやり方は異なると思いますので、あくまで我が家の例ということで。
我が家では1日単位で「何」に「いくら」使ったかを、全て記録しています。
目的としては、何にいくら使ったかの把握はもちろんなのですが、その出費は適当だったかを後々把握したいためにも記録しています。
そして、出費をカテゴリー分けして、カテゴリー毎に、どのくらい払っているかをグラフ化して可視化します。
カテゴリー分けとは、例えば「食費」「家賃」「生活用品」「交通費」みたいな感じですね。
ここまでやれば、今月はこの項目にどのくらい使ったのか、そして当月内でこの項目はどのくらいウエイトを占めているかを把握することができます。
あくまで我が家がこの方法に合っているというだけで、そんなの面倒くさいと思われるのは普通だと思うので、どこまで管理するかを決めて進めてみてください。
エクセルに書き出し可視化
上記の「月単位で支出を項目別に全て共有」に関連しますが、支出を可視化するために我が家ではエクセルに支出を記録しています。
例えばこんな感じ。
左からカテゴリー、日付、内容と金額を記入していき、最終的には収入も記入することで最終的な収支を可視化するようにしています。
単純に収入から出費を差し引いて、その月にどのくらいの残高があるかを可視化するということなのですが、より項目別に細分化して、何に使ったかを明確にしています。
ここには出費だけでなく、貯蓄額も記載するようにしていますので、収入-(出費+貯蓄)=残高を自動計算できるようにしています。
最近はこのように自分でエクセルを作らなくても、家計簿アプリなどがたくさんありますし、銀行口座やクレジットカードとの自動連携で、収支を自動で入力してくれるソフトはたくさんありますから、管理が手間と考えている方はこのようなサービスを使ってみるのも手です。
共同口座で収入は一元管理
最後に、収入の管理方法を。
我が家では自分と妻の2人分の収入を、全て共同口座に入金して一元管理しています。
このやり方にも賛否両論あるかと思いますが、最終的には家庭内で話し合いを行って、「どこまで可視化するか」、「何を重視するか」を決めてから進めていくことをオススメします。
それぞれの家庭によって働いている人、家庭にいる人などなど条件も異なりますから。
というわけで、我が家で実践している家計管理方法をご紹介してみました。
一応、この方法を続けて約1年弱になりますが、今のところは問題なしです。
ただ、カテゴリーを増やすとか収入の記載を変えるとか細かいところは改善していて、常に模索していっています。
何かの参考になれば幸いですし、共働き夫婦の家計管理方法をこれからも記事にしてシェアさせてもらおうと思います。
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