ドコモから、10月からの法律改正に伴う違約金無料プランの発表がありました。
詳しくはドコモの公式サイト・ニュースサイトなどで確認いただきたいと思いますが、さっくり書くと
- dカード保有者であれば解約時の違約金は0円
- dカード保有無しでも解約時の違約金は1,000円
- 既に以前からの料金プラン契約の場合はプラン変更が必要
ということで、dカード保有者であれば解約時の違約金は免除されることになりました。
そしてこの発表でもう1つ、朗報があります。
これまでdカードは年会費のかかるカードとなっていました。
厳密には年に1回でも決済することで年会費無料となっていましたが、2019年10月以降から年会費が永年で無料となりました。
これで例えば上記のdカード保有者による解約時の違約金無料も、完全無料で利用することができるようになります。
すでに解約時の違約金無料を発表しているソフトバンクの場合、クレジットカードの保有は条件になっていませんので、そういう意味ではドコモは分かりにくいと言えますが、auは違約金無料の方法がありません(最低でも1,000円かかる)からドコモはその中間を取ったという感じでしょうか。
ちなみにdカードGOLDの年会費ついては、これまで通り発生します。
しかしdカードの年会費が無料になるのは、保有者が増えることになりそうですね。
家族カードも年会費が永年無料に
これまでドコモはdカードという自社のクレジットカードを持っておきながら、そのdカードでドコモの携帯料金を払ってもdポイント付与対象外という訳の分からない方針を取ってきたのですが、ようやく気がついたという感じでしょうか。
少なくとも、これでdカードの加入者は増えるのかもしれませんが、かたや違約金1,000円というプランも出した以上、違約金無料プランへの加入だけではインパクトが少なくなりそうです。
クレジットカードを持てない人も一定数いるわけで、そのような人はもちろん2年契約縛りがあっても基本料金が安く違約金1,000円のプランを選ぶでしょうし。
とはいえ、dカードの年会費が永年で無料になるのはユーザーにとってみれば非常に嬉しいことで、安心して持てる人も増えそうですね。
注意点としては、dカードに付随するETCカードの年会費の条件については変更なく、初年度は無料ですが翌年度からは年に1回の利用がないと500円(税抜)がかかる点には注意してください。
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