毎月の携帯電話契約数を公表してきたTCA(一般社団法人 電気通信事業者協会)が契約数の公表変更を見直し、これまでの毎月の契約数発表から四半期ごとの発表へ変更をアナウンスしているのでエントリー。
携帯電話事業者別契約数の公表方法変更について|社団法人電気通信事業者協会
これまで各携帯電話キャリアの契約数は、月間の契約数が翌月の6日あたりにTCAによって公表されていましたが、上記のTCA発表によれば「一人ひとりが携帯電話等を持つようになり、市場が成長期から成熟期に移行したことで、一定の役割を終えた」ということで、毎月の契約数の発表から四半期ごとの発表へ変更するとのことです。
これにあわせて各携帯電話キャリアも、契約数の発表を毎月から四半期ごとに変更をアナウンスしています。
以下はドコモの契約数データ。
契約数月次データ|NTTドコモ
「注意2014年4月以降、TCAによる携帯電話事業者別契約数の公表が月次から四半期毎に変更になります。それに伴い、当社の携帯電話契約数についても四半期毎の公表とさせていただきます。公表日は当社決算発表日を予定しております。」
ということで、2014年度からは各社とも四半期ごとの発表となるようで、今までのように「どこのキャリアが純増多かった」という比べ方が少なくなってくるのかなーと。
全人口よりも多い契約数となった携帯電話契約数なので、契約数自体を重視して判断する時代は終わっている。という意見には同意ですね。
個人的には各キャリアから新サービスや新機種がリリースされたタイミングで、その新サービスや新機種がユーザーに影響を与えたのか?という公的な判断材料も欲しいなと思っているので、そういう発表も少なくなってくるのかなーと寂しいなと思うばかりです。
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