サムスンは1月23日、昨年発火問題が起きたGALAXY Note 7の調査結果を公表する記者会見を行い、この中でこの春発売が噂されているGalaxy S8とGalaxy S8 EdgeをMobile World Congress(MWC)で発表しないことを公表しました。
サムスン、MWCで「Galaxy S8」発表しない方針に|ケータイ Watch
毎年、サムスンは2月のMWCあたりで次期フラッグシップモデルの機種を公表し、春先に発売を続けてきていましたが、GALAXY Note 7の発火問題を受けて品質チェックを強化しているためか、今回のMWCでは次期フラッグシップモデルを公表しないとのこと。
順当にいけば次期フラッグシップモデルはGalaxy S8とGalaxy S8 Edgeという名称になるのでしょうが、Note 7の二の舞を踏むことは許されないため、品質チェックに時間をかける、或いは対策をしっかり取ってからでないと発売しないということでしょう。
Note 7の発火問題以降、サムスンブランドに対するイメージダウンは少なからず起こっているでしょうし、再び問題が起こりうるものなら再ダメージダウンは避けられませんからね。。。
実際、私もNote 7を購入して使用していましたので、次のフラッグシップモデルでも同じ症状が発生したら、いちユーザーとしてサムスンからは疎遠になってしまうかもしれません(-_-;
Galaxy Note 7(SM-N930FD)を購入!ファーストインプレッションを簡単にエントリー|gucchi23 blog
しかし今回のNote 7は、問題発覚後にも発売を継続してはいましたが、その後は完全に発売を停止し、製造も終了し、自主回収(購入代金も返還)という対応を行って、まるで「無かったスマホ」レベルの扱いにまでしたサムスンには個人的に高評価でした。
原因究明まで時間をかけている点も評価に値すると思いますし、その結果、次期フラッグシップモデルの発売が伸びたとしても、いちユーザーとしては安全性を優先している企業姿勢が見えて悪い気はしていません。
このままいくと、Galaxy S8とGalaxy S8 Edgeが発売されるまでは少し時間がかかりそうですが、毎日使うスマホだからこそ安全なスマホを出してもらいたいですね。
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