国内線って飛行時間が短時間であることが多いため、国際線の機材に見られるような座席のディスプレイが無い機材が多いためエンターテイメント性に欠けることが殆んどです。
最近の国内レガシー航空会社(ANAやJAL)は、ユーザーのスマホやPCなどを機内Wi-Fiに接続してもらい、動画や天気、地図などのサービスを手元のデバイスで楽しんでもらう方法が普及しつつありますね。(JALはネット接続も当面の間、無料にすることを発表しましたが、ANAは有料です)
まぁこれは飛行機の機材自体にディスプレイや装置を設置するよりもコストが安くなりそうなので、この方法が今後の国内線の主流となりそうですよねー。
それで、今回はANAの国内線で提供され始めている機内でのWi-Fiサービス(無料サービスのみ)を体験してきたので、その体験談を。
区間は羽田-伊丹。サラリーマンやビジネスでの出張の方がメチャクチャ多い区間です。
ビジネス客が多いということは、機内でもWi-Fi経由でネットに接続して、メールなど仕事をするという需要が多いでしょうし、新幹線とも激戦区間となっているため、この路線は今後も機内Wi-Fi搭載の機材を優先的に入れてくる感じがしています。
実際にANA WiFiサービスを使ってみた
写真はANA B777-200のエコノミーシート。国内線のシートは、飛行時間が短いこともあって、座席にディスプレイはほとんど設置されていません。
たまーに、機材繰りの関係からか、国際線仕様の機材になるときもあり、その際はディスプレイ付きの座席だったりしますけどね。
というわけで、早速、手元のスマホでANA WiFi Serviceのエンターテインメントに接続してみました。
まずは Google Chromeのブラウザから見たANA WiFi Serviceのポータル画面です。
右側のエンターテイメントをタップすると、無料で映画やラジオなどを楽しむことができます。
ちなみに左側の「ANA WiFi Service」をタップすると、有料でインターネットに接続することが可能です。
続いてANA公式アプリの「国内線 機内WiFi」から見てみたANA WiFi Serviceポータル画面。先ほどのブラウザから見たところと、大きな違いはなさそうですね。
しかし、決定的な違いのあるエンターテインメント画面の比較をしてみましょう。
こちらはChromeのブラウザから見たエンターテイメントの中のビデオコンテンツ。画面が若干グレーアウトしていて、カギのマークが!!!要するに、これ以上、閲覧することは不可能。。。
しかし、ANA公式アプリから起動してみると……
カギが全部外されているー!!
ANA公式アプリを使うと、ブラウザではカギマークで閲覧不可の場合でも、ほぼ全てのコンテンツ視聴が可能です。(もちろんインターネットへのアクセスは有料となりますが、、、)
というわけで、ANAの機材に搭乗する際は、事前にANAの公式アプリをダウンロードしていくことをオススメします!
おまけ
ブラウザでもANA公式アプリでも、マップはきちんと表示させることが出来ました。そりゃそうか?
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