2012年10月19日に大さん橋ホールで行われた安藤美冬さんの講演会を聴いてきたのでメモ。
・安藤美冬公式サイト(http://andomifuyu.com/)
・Twitter(http://twitter.com/andomifuyu)
・facebook(http://www.facebook.com/andomifuyu)
安藤美冬さんは最近、いろいろなメディアで取り上げられることが多いノマドワーカー、フリーランスの方。以前からTwitterを拝見していたところ、横浜で講演会が開催される情報を見て、会場に行かせていただいた次第。
僕は今のところ都民なので横浜にはそんなに縁がないのだけれど、というか全く縁がないのだけれども、せっかく時間があったので。本来であれば写真を載せたいところなのだけれど、当日は写真撮影禁止になっていたので告知写真を載せておきます。
・ノマドワークスタイルの背景
安藤さんは個人をブランディングし、キーワード化させていくことで自分自身を売り物にすることを実践されている。SNSやメディアを通じて営業をしない営業活動をされていて、ご本人曰く「壮大な実験」をされているとのことですが、個人的にはこれは実験ではなくてこれからのワークスタイルそのものであると感じている次第。
この「個人をブランディングし、キーワード化させていく」ことはすごく個人的に共感する部分で、今までは企業や組織に依存して自分の背景にその存在があったのだけれど、企業買収やグローバル化や多様な選択肢を企業が求められている中で昔のような日本型経営はこれから数年後には成り立たなくなっていると感じている。いや、もはや成り立たなくなっているんだろうなと思う。そういう意味もあって、これからは「個人の時代」だと思うことが多くて、安藤さんはまさにその道を選択されて生きていらっしゃるという部分にすごく共感している次第。
・セルフブランディングの方法
その個人をブランディングし、キーワード化させていくために、自分自身のブランド化には安藤さんは2つの考え方が重要だと話されていた。
(1).自分を4つのキーワードで表現する(キーワード化)
(2).ライバルになりえる人、モノとの違いを見つけることで自分自身を見つける
キーワード化の考え方で大切な部分は「なんでもやります」という表現では相手に自分を伝えることが出来ないということ。そのため「自分はこういう人間である」というキーワードを付与することで、「この分野に力が強い」ことをアピールする必要があると。
そしてそのキーワード化をしていくために手っ取り早い方法は、(当然ながら自分の興味・関心・強みをキーワードすれば良いのだけれど)より簡単にキーワード化するために「ライバルとなりえる人やモノと自分を比較」して自分との違いを見つけることで、その違いをキーワードにすると。
こうすることで自分をブランド化してキーワードを相手に与えることで自分を完結に知ってもらうことが大切だということですね。確かに例えば本屋さんとかに行って本を見るとき、表紙に書いてある文字をパッと読んで「この本は何の本なのか」をだいたい把握することを無意識的にしています。それと同じなんでしょうね。自分をパッと見てもらった時に「こういう人です」というのが分かると、それ以降の話も進みやすくなるでしょうし。
というわけで、安藤美冬さんの講演会を聴いてきてのエントリーでした。個人的にも非常に興味深い分野ですので、これからも取り上げてみたいと思っています。
▼安藤さんがオススメしていた本「21世紀の歴史」
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