マクドナルドが2013年1月4日から、会計終了後から商品提供まで60秒を超えたら好きなバーガー無料券をプレゼントするなどのキャンペーンを開始する予告を行なっている。
以下、マクドナルドのサイトから引用
日頃ご利用いただくお客様にもっと愛されるマクドナルドでありたい。そう願う気持ちをカタチにしたサービス向上キャンペーン“ENJOY!60秒サービス”を実施します。
お会計終了後から商品お渡しまでの時間を砂時計(ドライブスルーはタイマー)で計測し、もし商品のご提供に60秒を超えてしまったら、ビッグマックなどバーガー類の無料券をプレゼント!
サービスと品質でみんなをもっと笑顔にしたいから。マクドナルドはこれからもがんばり続けます。※ 「ENJOY!60秒サービス」の60秒のカウント方法
カウンターでは:お会計終了から商品お渡しまで
ドライブスルーでは:お会計を伝えてから商品お渡しまで
※「ビッグマックなどお好きなバーガー無料券」は、ダブルクォーターパウンダー・チーズ/クォーターパウンダー・チーズ/メガマック/テキサスバーガーを除きます。引き換え時に販売している商品が対象です。
※「ビッグマックなどお好きなバーガー無料券」は、おひとり様1回1枚限り有効です。利用期間は次回来店~2月7日(木) 翌4:59まで。毎日朝5:00~翌朝4:59。朝5:00~朝10:30はブレックファストメニュー、朝10:30~翌朝4:59はレギュラーメニューとなります。
会計終了後、60秒以内に商品を渡せなかったら好きなハンバーガーの無料券をあげますってことだけれど、面白い企画だなと思いつつ、これは個人的にどうなんだろうと考えている。
確かにマクドナルドなどのファーストフードを利用する顧客のニーズは、安さ・早さなのかもしれないけれど、何でも早ければ良いってことでは無くて、ある程度の品質は維持してもらいたいと個人的に思っているからだ。
早さばかりに目が向けられて、作り手である従業員のミスが増えてしまっては元も子もない。ましてやハンバーガーとはいえ、口に入れる食べ物。
従業員側にも相当のプレッシャーがかけられることは容易に想像できる。予告ではキャンペーン対象のハンバーガーの種類が書かれていないので、販売中のハンバーガー全てが対象となると思われるけれど、そうなるとハンバーガーの種類によって作る作業工程が変わってくるだろうし、時間配分も別々になるだろうし。
いずれにしても早く食べたいという客には来店効果があるかもしれないけれど、現場で働く従業員側を考えると個人的にはあまり良いとは言えない施策のような気がしていて、自分が客として注文する側だったらむしろレジ前で急がなくても良いですよと言ってしまうかもしれない。
ちなみに東京と大阪の1店舗ずつで先行実施が行われている。
東京:六本木ヒルズ店(2012年12月20日~)
大阪:御堂筋周坊店(2012年12月21日~)
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