先日のアップルが開いた開発者向けイベントWWDC19にて、iOSの最新バージョン「iOS13」が発表されました。
今回のiOS13の発表で、アップデート対象となったのはiPhone6s/iPhoneSE以降のiPhoneであり、それ以前のiPhoneはサポート対象外になってしまいます。
iOS13のアップデートサポート対象外となったiPhone5s/6/6 Plusの使い道を考えてみた
iPhone5sとiPhone6/6 Plusはサポート対象外となり、現在これらのiPhoneを持っている場合は今後、iOS13が提供されることはありません。
サポート対象外となったiPhoneを、そのまま使い続けるか?ということですが、インターネットに接続しない方法であればそのまま使い続けるという方法も最悪可能です。
最後は自己責任の上で。とはなってしまいますが。
とはいえ、まだまだ使えるiPhoneであった場合は、インターネットに接続しないことが前提で、個人的には以下の使い方があるかなと思います。
- 音楽・動画再生機として使う
- 通話専用機として使う
- カメラ専用機として使う
- メモ帳として使う
音楽・動画再生機として使う
こちらが現実解として最も多く使われる方法でしょうか。
保存されている音楽や動画をそのままにしてiPhoneで閲覧、楽しむ方法です。
iPhone本体にデータを保存しているので、外部のネット経由でデータをやりとりしませんから、比較的安心して使うことが可能です。
しかし、音楽データ・動画データ保存のためにネットに接続したPCなどとiPhoneを接続する際は気をつける必要があります。
通話専用機として使う
こちらも活用法の一例です。
例えばネットへの接続設定「モバイルデータ通信」をOFFにして、インターネットに接続できない状態にし、通話専用機として使う方法です。
こちらも基本的には自己責任で使うということになります。
通話だけ使っていくといっても、インターネットに繋がってしまうのでは?と心配される方がいるかもしれませんが、各携帯キャリアやMVNO事業者が提供しているISPサービスの契約を切ってしまえば、インターネットには回線として繋がらなくなります。
iPhone本体の設定はもちろんのこと、回線側からインターネットに繋がらない契約に変えてしまえば、通話専用機として使えます。
カメラ専用機として使う
こちらもシンプルな方法で、iPhoneをカメラ専用機として使うという方法です。
例えば動画撮影機能を使って、車に乗っての外出時にドライブレコーダー代わりとして動画を撮影したり、ネット上にアップロードしないのであれば身近なカメラ撮影のシーンで役立つでしょう。
スマホホルダを用意して、車につけるという方法はアリですね。
iPhoneは外部ストレージのSDカードなどに対応していませんが、サードパーティ製の対応機を用意すればSDカードにデータを保存することもできますので、容量の少ないiPhoneの場合はこちらを使う手もあります。
メモ帳として使う
これもiPhone本体があれば、基本的には通信も不要な使い方です。
保存したメモを外部と連携させるのであれぼ通信が必要になってきますが、iPhone本体内で保存しておくだけであれば、iOSのサポートが切れたとしても問題なく利用できるでしょう。
ちなみに私は、このブログ記事もiPhoneのメモ機能を使って書いていますので、結構iPhoneのメモ機能は使えるのですよねー。
ちょっとしたメモだけでなく、長文まで保存できますから、この辺りを重宝するのであればサポート対象外のiOSだとしても、まだまだ使いこなせます。
まとめ
というわけで、iOS13からサポート対象外となってしまったiPhone5s/6/6 Plusを、どう活用できるかを考えてみました。
iOSのサポート対象外となったからといって、今すぐ使えなくなる訳ではありません。
しかし、既存のプログラムは日々脆弱になっていきます。
それでも使い続ける方法としては、ネットワークからの標的にならない環境下を確認して、自己責任で使い続けるということが必要ですね。
そして、恐らく来年のWWDCでは次のiPhone6s/6s Plus/SEあたりのiOS更新サポートが対象外になるかもしれません。
まだ1年ありますが、該当のiPhoneを使われている方は今から今後の使い方を考え始めてみてもいいかもしれませんね。
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