アップルの2019年1Q決算増収に思う今後の展開と要望について【iPhone売上げ減】 | gucchi23 blog

アップルの2019年1Q決算増収に思う今後の展開と要望について【iPhone売上げ減】

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アップルが2019年7月30日に2019年4~6月期決算を発表しました。

売上高が前年同期比1%増の538億900万ドル(約5兆8千億円)、純利益は13%減の100億4400万ドルとなったようで、増収減益という結果になったようです。

増収減益もiPhoneは売り上げ減


そして細かい売り上げを見ると、iPhoneは12%減の259億8600万ドルですが、アプリ販売や音楽配信といったサービス部門は13%増の114億5500万ドル。

ハード製品の売り上げは鈍いものの、サブスク系を含めたサービスについては順調に推移しているとのこと。

やはりiPhoneの売り上げは前年同期比で現象に転じているとのことですが、これは色々と問題がありそうです。

最近はiPhoneも本体価格が高額になってきていて、新品では10万円を超える価格のiPhoneは普通になってきてしまいましたし、なんなら15万円以上のiPhoneも存在しています。

本体価格が高い=ユーザーの利用期間も長くなり、買い替えのサイクルも長くなると必然的に新iPhoneへの取り替えは進まなくなりますよね。

そして最近ではHUAWEIやOPPOなどの中国メーカーが安価で高品質なスマホだけでなく、負けじとプレミアムなスマホも出してきていますので「このスペックでこの価格?」とiPhoneユーザーに思いつかせるような価格帯で販売してきていますから、アップルとしても脅威になりうるでしょう。

iPhoneの売り上げを伸ばすために必要なこと


というわけで、これからアップルがiPhoneの売り上げを伸ばす方法としては、まずは9月にでも発表されるであろう次期iPhoneがどのようなラインナップでやってくるかというのが重要になるでしょう。

そして、以下のこともポイントなのかなと思います。

  • 安価なiPhoneも用意する
  • アップルとしてiPhone買い替えの施策を用意する
  • iPhone販売チャネルの更なる拡大

安価なiPhoneを用意する

1つ目の「安価なiPhoneを用意する」ですが、これは言わずもがなiPhoneXS Maxなど15万円を超えてしまうようなiPhoneもあり、価格を下げてユーザーが購入しやすいものを用意するということです。

しかし、これも難しいところで、ブランド戦略なども考えると高すぎても良くないし安すぎても良くないのではと思っていますので、例えばミドルレンジAndroidスマホと同じような価格帯(具体的には4〜6万円)あたりを狙って、この価格で出して欲しいなと思います。

アップルとしてiPhone買い替えの施策を用意

2つ目の「アップルとしてiPhone買い替えの施策を用意」ですが、iPhoneユーザーに今後もiPhoneを利用してもらいつつ買い替えをしてもらいたい。

そうであれば、キャリアの施策を当てにせずにアップル独自の施策を展開してユーザーが思わず買い替えてしまうような流れを作って欲しいですね。

iPhone販売チャネルの更なる拡大

3つ目の「iPhone販売チャネルの更なる拡大」は、現在のアップルストアやキャリアからの購入だけでなく、もっとどこでも買えるようにするということです。

例えばAmazonではiPadやMacBookの取り扱いを開始しましたが、iPhoneに関してはアップルからの正式な取り扱いは行われていません。

今後はAmazonやECサイトはもちろん、それこそコンビニなどでも手軽に購入できるような環境を作っていって欲しいなと思います。

というわけで、私の想いも含めて書いてみましたが、アップルの今後の戦略は正確には分からないながらも、今後もiPhoneを使っていきたいと考えている身としては、このような感じで今よりも少しだけ変わってくれるといいなと思っています。

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