【更新:2023/3/1】最新の内容に記事を更新しました
香港版のSIMフリーiPhone11Proを購入してから、これまで使ってきた感想をメモしておきたいと思います。
iPhoneXRからの買い替えでしたので、そのあたりも感想を残しておきたいと思います。
香港版iPhone11Proを約1ヶ月使ってみた感想。やはりカメラのシャッター音有りには戻れない
約1ヶ月使ってみて思ったことは、以下の通り。メリット・デメリットを並べてみました。
- SIMカードを2枚搭載可能
- カメラのシャッター音が鳴らない
- 5.8インチサイズの小回り感
デメリット
- iOSのせいかネットワーク接続が不安定
- 相変わらずプロファイルは1つのみ
- 価格はやはり高い
【メリット】SIMカード2枚搭載可能
香港版の最大のメリット1つ目といえば、SIMカードの2枚同時搭載可能というところでしょう。
SIMカードを2つ動かすことは日本版モデルでもeSIMに対応していて可能ですが、物理的なSIMカードを2枚搭載することはできません。
eSIMサービスを提供している事業者もありますが、まだまだ国内でも少ない状況で、現実的に普及しているかと言われればもう少し時間がかかるような感じですよね。
1枚は音声通話用として、もう1枚はネット接続用として利用することも可能ですので、維持費を安く抑えたい場合はそれぞれに特化したSIMカードを用意して利用することができます。
【メリット】カメラのシャッター音が鳴らない
これも海外版iPhoneの特権とも言えるところでしょう。
香港版だけでなく、台湾版など海外版のiPhoneではカメラのシャッター音がそもそも鳴らない仕様となっていて、日本版には無いアドバンテージです。
私もこの仕様に慣れてしまってからは、もはやシャッター音ありのiPhoneには戻れなくなりました。
スマホカメラのシャッター音は心地よい音量の機種もありますが、ことiPhoneに関しては音量と音質あたりが気軽にカメラで撮影することを躊躇してしまう場合もあって、できれば無くしたいと思っています個人的には。
特に今回のiPhone11シリーズは広角カメラを初めて搭載したこともあって、ちょっとしたことですぐに撮影したい、という気持ちもあり、シャッターがないことでその辺りは躊躇することなく撮影できるのかなと思います。
【メリット】5.8インチサイズの小回り感
これは何もiPhone11Proだけではありませんが、私の場合はiPhoneXR(6.1インチ)からの乗り換えだったこともあって、たった0.3インチ違いでもここまでコンパクトに感じるのかと感心した感じです。
ズボンのポケットに入れる時や、カバンのポケットに入れるときに特にこのサイズの違いに感心していて、0.3インチでもディスプレイサイズが小さくなると、それだけで本体サイズも小さくなり持ち運びしやすくなります。
「小さいは正義」では無いですが、毎日持ち運びしますし常に持ち歩くものですので、私としてはiPhoneXRからiPhone11Proに乗り換えて小さくなったことは非常によかったです。
逆にデメリットもいきましょう。
【デメリット】iOSのせいかネットワーク接続が不安定
これは今、iPhone11シリーズを持っている人の間で問題視されているものですね。
先日のブログでも記事を書きました。
現在のiOSバージョンは13.1.2が最新となっていて、私のiPhone11Proもこのバージョンにしているのですが、何度か通信できないことが起こっています。
例えばアプリを立ち上げたときに情報の読み込みが行われずに、エラーとして表示されなかったり、通話ボタンを押して発信するとアンテナピクトが不安定な状況になったり。。。
稀な動作でも無い頻度で起きていますので、OSの問題なのかアプリの問題なのかハッキリしないところですけど、今のところは解決できていない状況ですし、アップルからも何も情報が出ていないため、正直モヤモヤが残っている問題です。。。
【デメリット】相変わらずプロファイルは1つのみ
プロファイルとは、iPhoneからインターネットに接続する際に参照している接続情報などが書き込まれたファイルのことで、2枚の物理SIMカードの搭載に対応している香港版iPhone11Proでも、このプロファイルが未だに1つしか登録できない状況です。
せっかく2枚SIMカードを入れたとしても、インターネット接続できるのは1枚のSIMカードのみで、もう1枚のSIMカードでインターネット接続しようとするとプロファイルを改めてダウンロードしインストールする(つまりプロファイルを入れ替える)ことが必要です。
せっかく2枚SIMカードを搭載できるわけですから、プロファイルが未だに1つしかないというところは非常に不便ですね。。。
音声回線のみであれば特に気にしなくても良いのですが、インターネット接続可能な契約の2枚のSIMカードを瞬時に切り替えて使うという使い方が今のところできないところは不満が残っています。
【デメリット】価格はやはり高い
最後はもっと現実的なお話になるのですが、やはり本体価格が結構なお値段するということですね。
私が購入した香港版iPhone11Pro 256GBは、通販サイトEXPANSYSにてブラック・シルバーが税抜き154,795円となっていて、厳密にはここに輸入のための税金もかかってきますので実質16万円で購入しました。
(価格は常に変動しますので、当時の価格ということでご理解ください)
16万円ということは下手すると新入社員の初任給の手取りくらいの金額になると思いますし、それよりも高いかもしれません。
容量の大きい512GBモデルやiPhone11Pro Maxは、さらに価格が高くなりますので、たかがスマートフォンですが、このくらいの価格帯で購入することになってしまいます。
国内版を選べばもちろんこれよりも安く提供されていますので、あくまで海外版(特に香港版)に限った話なのですけどね(^_^;
ちなみに日本にいながらにしても、香港版を取り扱っているショップはあり、例えば秋葉原を中心にスマホ・ケータイを販売するイオシスさんであれば、オンラインショップでも購入することができます。
個人で輸入しなくても、国内のオンラインショップで購入できるのはかなりメリットだと思いますので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
というわけで、約1ヶ月使ってみた香港版iPhone11Proの感想でした。
乗り換え前に使っていたiPhoneXRも香港版でしたので、メリットにも書きましたがSIMカード2枚仕様やカメラのシャッター音が消音となっているところは、今回のiPhone11Proでも継承されていて安心しました。
しかし問題視されているネットワーク系の挙動が直ってくれれば、操作性も快適になりますし言うことなしで使いやすくなると思います。
今後、iOSの更新で挙動が安定することを祈りつつ、香港版iPhone11シリーズを検討されている方の参考になれば幸いです!
コメント
こんばんは、初めまして。
記事の写真を拝見すると2回線ともにauとなっていますが、UQモバイルのsimを2枚使用しているという状況でしょうか?
UQはauVoLTEの問題があるため副回線で使用できない(通話できない)と思っていたのですが、ひょっとしてアップデートで可能になったのでしょうか?
もしよかったら教えてください。
>ろくさん
コメントありがとうございます。写真はUQモバイルとau本家の2回線のSIMを搭載した状態での写真になっています。2枚ともUQモバイルのSIMを搭載しての検証はしたことがありませんので、今度試してみます!
お返事ありがとうございます。なるほど、片方は本家だったのですね。
もし試す機会がありましたら、そのときはどうぞよろしくお願いします!