既に新規受付を終了しているドコモのFOMA(3G)契約。
このドコモのFOMA料金プランで展開されている通話やパケット通信に充当可能な毎月1,000円〜11,000円分の無料通信分(プランによって金額は異なる)ですが、現在もFOMAを契約している方はこれを活用している方もいると思います。
この無料通信分、その月に使い切ることが出来なかった場合、2ヶ月分まで翌月に繰り越すことが可能です。
そしてさらに便利なことに、「余った無料通信分を同じファミリーグループ内の別の回線の通話料やパケット通信量に充当し、請求を減額・相殺させることが可能」というサービスが存在していました。
そこで疑問に思うのが、「同じファミリーグループ内で4G(Xi・LTE)や5Gなど別契約の回線に、この無料通信分を充当させることはできるのか?」というところ。
もし、これができると、例えば実家でFOMAガラケーを使う両親の無料通信分を、子供の回線でうまく使うことができるのではないか?
というわけで、今回はこの無料通信分が同じファミリーグループ内の別の回線(FOMA・4G(Xi・LTE)・5G)に充当できるのかを調べてみました。
FOMA回線で余った無料通信分をファミリーグループ内の別回線へ充当させることは不可能です
(こちらはFOMAのバリュープランの料金プラン一覧表。ドコモのサイトから拝借しております。)
結論としては、タイトルにある通り「同じファミリーグループだとしても、FOMA料金プランの余った無料通信分を別の回線(FOMA・4G(Xi・LTE)・5G全て)に充当することは不可」です。
これは2015年6月1日にファミリー割引の改定が行われ、その際にファミリーグループ内への無料通信分の充当が出来なくなっています。
4G(Xi・LTE)や5Gのみならず、FOMA(3G)回線であっても、無料通信分を充当することはできません。
あくまで、現在の無料通信分付きプランについては、自回線のみで消費することが前提となってしまっています。以前は、充当することができたのですけどね。。。
というわけで、ドコモのFOMA料金プランに付帯されている無料通信分が余ったとしても、現在では同じファミリーグループ内の別の回線に充当することはできず、自回線のみでしか使うことは出来ないというお話でした。
既にFOMAは新規申し込みや契約変更自体が終了しているため、これから契約することは出来ませんが、まだまだFOMAを維持している方も多いと思いますので、何かの参考になれば幸いです。
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