【レビュー】コイズミのスチーム式加湿器「KOIZUMI KSK-3011」を購入してみた | gucchi23 blog

【レビュー】コイズミのスチーム式加湿器「KOIZUMI KSK-3011」を購入してみた

購入したもの
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私の住む関東は毎年、冬になると乾いた風が吹きつけて乾燥注意報が毎日出続ける乾燥した空気になります。

これまで超音波式の加湿器を使ってきましたが、超音波式は水中や装置内の雑菌を室内にバラ撒くという欠点があるため、今回初めてスチーム式の加湿器をAmazonにて購入してみました。

ズボラながら自分なりに定期的な清掃は行ってきましたが、こんなニュースも出ていましたし、家族のことを考えて今回買い替えることに。

スチーム式(加熱式)の加湿器は、超音波式に比べると本体価格が高めに設定されていることが多いですが、今回はリーズナブルなコイズミ製の加湿器を購入してみましたので、実際に開封の様子や、良かった点・イマイチな点を書いていきます。

早速開封してみた


では、早速開封していきましょう。

コイズミ製の加湿器は初めて購入しましたが、箱がしっかりしていて第一印象は悪くありません。

緩衝材もしっかり入っており、輸送時の本体へのダメージを極力軽減するように配慮されていました。


こちらが本体です。グレーがかった色味のように見えますが、ホワイトを購入しました。


本体操作面です。電源・加湿モード「強・弱」の操作、給水時のアラームのみというシンプルなつくりです。

リモコンやタイマー機能は無く、本体の操作面のボタン操作のみとなっています。スチーム式でありながら価格が安くなっているのは、このあたりのシンプルさが、なせる技でしょう。


本体上部の蓋を開けるとこんな感じです。


給水タンクと本体部分は分離が可能で、給水タンクは取手が付いているためバケツのような感覚で給水できます。


右下の筒のような部分の奥にヒーターが入っていて、水を加熱させ水蒸気を出す仕組みです。


こちらは説明書き。本体内部に溜まってしまうスケール(水道水内のカルシウムやマグネシウムのミネラル分のこと)を吸着させるために小さなフィルターが計5つ付属しています。


そしてこちらが説明書です。


本体裏面の注意書きステッカーはこんな感じです。

【良かった】加湿能力は良い!


さすがスチーム式!加湿能力は高いです。

私は1LDKの約50㎡弱に家族3人で住んでいますが、超音波式の時には経験の無かった結露が窓ガラスにつくようになりました。

我が家は24時間換気機能があるため場所によって多少のバラツキはあるものの、室内の湿度も45〜55%で維持されています。

加湿「強」で動作させていると、時より加湿し過ぎと感じることがあるくらいです。

ですので、カラカラの乾燥している場合は「強」モードにして、それ以外は「弱」モードで使っています。

ちなみに「弱」モードでも、常時200Wの消費電力となりますので注意です。「強」モードでは250Wとなります。

【イマイチ】水の残量がパッと見て分からない


ここからは、イマイチポイントを。

本体のデザイン的に外から見て残水が分かるデザインとなっていないため、どのくらい水が残っているのかパッと見て分かりません。

デザイン性を損なわずに、この辺りの利便性も両立して欲しかったところです。

ちなみにタンク容量は4.5Lで中々の大容量です。

満水状態から加湿モード「弱」で動作させると、これまでの経験上は約12〜14時間くらいは持ちます。

就寝前に満水にして「弱」モードで動作させれば、次の日の朝はもちろんのこと昼ごろまでは加湿してくれます。

ただ、残水がパッと見て分からないところは、次回のモデルには期待したいところですね。

【イマイチ】給水時に蓋から水分が落ちる


これは他の加湿器でも、同じような悩みがある方もいるかもしれません。

特にこのコイズミの加湿器はスチーム式で加熱して水蒸気を噴霧しているため、蓋にビッシリと水滴が付着します。

給水や清掃時に蓋を開けると、裏側に付着した水滴がドバドバっと落ちてきます。


こればかりは仕方ないのかもしれません。蓋を開ける時に少し傾けて、水滴をある程度落としてから開けるようにしたり、片側に寄せながら開けるようにするコツが必要です。

蓋も透明では無いため蓋の裏側の水滴の状況は分かりにくく、完全に水滴を落とさずに開けるのは至難の業です。

【イマイチ】背面の電源コードが飛び出ている


本体につながる電源ケーブルは取り外しが可能で、清掃時には非常に扱いやすくなる反面、ケーブルが飛び出している形になっているため、背面が壁や物だった場合に干渉してうまく設置できない可能性があります。


ケーブルの作り自体はシンプルで扱いやすいですし、本体への接続にも余計なギミックが無く、そのままストレートに接続させれば良いだけですが、このデザインだけが他のものと干渉しそうなんですよね。

干渉すると本体の配置を変えざるをえなく、そうなるとお部屋の全体バランスも崩れてきそうですし、もったいない部分だなと思います。

【イマイチ】電気代が少し高くなる


加熱式ということで、超音波式の加湿器に比べると消費電力も多くなり電気代は高くなります。

事実、我が家の場合は1日24時間つけっぱなしにして、これまでの電気代にプラスして1日約50円くらい高くなっていますね。

しかし、これは仕方ない費用と考えています。

逆に1日50円(月1,500円ほど)のプラスで家族が健康になるのであれば、安いものです。今ではコロナもありますが、風邪をひいたらこの金額以上の医療費と時間がかかる上、本人は辛い日々を過ごすことになるわけですから。

まとめ


というわけで、コイズミ製のスチーム式加湿器のレビューをお届けしました。

全体的には【イマイチ】のコメントを多く書いてしまいましたが、細かいところのイマイチポイントであり、日常使いをしている上では今すぐに買い替えたい!ような大きな不満は無いです。

給水時の使い勝手には少し難があるものの加湿力の高さ、上部からの給水に対応していること、価格もそれなりにリーズナブルであることを考えると、かなりコスパの良い加湿器だと思います。

スチーム式の加湿器を検討されている方は、参考にされてみてください。

定期的なメンテナンスを忘れないようにして、我が家では壊れるまで使っていこうと思います!

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