【2021/12更新】記事内容を更新しました
ドコモからオンライン専用の新料金プラン「アハモ(ahamo)」が発表されました。
2021年3月頃にサービスを開始する新たな料金プランで、いろいろなメディアで報道されて気になる方も多いと思います。
そこで今回は
- 今、ドコモを契約しているけれど、アハモに変えたら何が変わる?
- ドコモ以外を契約しているが、アハモはお得なの?
そんな疑問をもたれる方も多いと思いますので、ここではアハモの基本をおさらいしつつ、アハモの細かい提供条件などなど、皆さんの問題を解決できるような記事を作成しました。
内容は順次更新していこうと思いますので、是非ご覧ください。
アハモ(ahamo)でできること
まずは、アハモの基本的な特徴からおさらいしましょう。
アハモは、以下の条件でサービスが開始されます。(内容はドコモの公式サイトから転記させていただきました)
- 月額料金:2,980円(税抜)
- 利用可能データ量:20GB
- 国内通話料:5分以内の通話無料
- ファミリー割引:申込み可能(割引特典対象外※)
- みんなドコモ割:対象外(カウント対象※)
- ドコモ光セット割:対象外(ペア設定は可能※)
- その他の割引:対象外
- ネットワーク:5G/4G(LTE)
- テザリング:無料で利用可能
- 留守番電話:契約不可
- 申込み窓口:オンライン限定
- キャリアメール:利用不可
- 相談窓口:専用チャット
- 故障対応:オンライン修理受付サービス※
- 契約対象者:20歳以上の個人
※この辺りは下記で詳細を記載します
では、ここからは細かいポイントについて確認していきたいと思います。
ファミリー割引に加入できる
アハモはオンライン専用の料金プランですが、既存のファミリー割引に加入できます。
ただし、加入できるといっても、ファミリー割引の全ての割引が適用されるわけではなく、あくまで「ファミリー割引構成員」という位置付けでしかありません。
そのため、アハモ回線自体にはファミリー割引の恩恵はあまり無いですが、ファミリー割引グループ内でアハモ以外のプランを契約している回線については、これまでどおりの各種割引が受けられます。
5G/4G(LTE)の両方を利用可能
アハモは5G/4G(LTE)の両方を利用可能です。
契約そのもの自体が5G/4G(LTE)の両方に対応しているため、オプションを選択するような必要もありません。
テザリングを無料で利用可能
スマホ本体をアクセスポイントとしてインターネット接続できるテザリングについても、アハモでは特段の契約なく無料で利用できます。
ただし、高速で通信可能なデータ容量は20GBまでの中に含まれており、20GBを超過すると1Mbpsに速度制限されます。
事務手数料は全て無料、解約金や契約期間の縛りなし
契約時に必要だった事務手数料の類は、アハモでは全て無料となっています。
具体的には以下の手数料が、全て無料です。
- 新規契約事務手数料→【無料】
- 機種変更手数料→【無料】
- MNP転出手数料→【無料】
また、2年間の契約や解約時の解約金の設定も一切無いため、好きな時に契約し、好きな時に解約することが可能です。
dポイントを貯めることが可能
アハモは1,000円の利用につき、dポイント10ポイントが貯まります。
毎月の月額料金は2,980円(税抜)ですから、少なくとも毎月20ポイントは貯まりますね。
また、月額1,000円(税抜)で国内通話無料の「かけ放題オプション」をつけることが可能ですから、これをつけた場合は30ポイントは貯まりそうです。
アハモ(ahamo)でできないこと
では、逆にアハモでできないことは何かを確認してみましょう。
これまでのドコモのサービスが使えないものもあったりしますので、その辺りは注意が必要です。
ファミリー割引グループ回線への通話は有料
まずは、「ファミリー割引グループ回線への通話は有料」な点です。
例えば4人家族で4回線を同一ファミリーグループに登録していた場合、これまでであればどの回線からどの回線に通話をしたとしても、ファミリーグループ間の通話となり通話料は無料でした。
しかし、アハモではこの条件が適用されません。
厳密にいうと、下記の条件の時のみ、ファミリーグループ間の通話が無料になります。
- 【無料になる】アハモ以外の料金プラン回線→アハモ回線への通話
- 【無料にならない】上記の逆(アハモ回線→アハモ以外の料金プラン回線への通話
要するに、アハモを使っている人は、ファミリー割引グループの人に通話すると無料になりません。
ただし、アハモには国内通話5分以内の通話は無料というプランになっていますので、5分以内に通話を切れれば無料になりますが、超過すると30秒ごとに20円(税抜)の通話料がかかります。
留守番電話は使えない
ドコモがオプションで提供している留守番電話は、アハモでは選択・契約することができません。
そのため、もし留守番電話機能を利用したい場合は、使っている端末本体に簡易的な伝言メッセージが付いている端末を利用するしか、今のところ方法は無さそうです。
キャリアメールは使えない
ドコモがspモードなどで提供しているキャリアメール「@docomo.ne.jp」のメールアドレスは、アハモでは利用できません。
そのため、これまでキャリアメールを使っていた方は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを利用するなど、別のメールサービスを利用することになります。
みんなドコモ割は対象外(ただしカウント対象)
みんなドコモ割とは、同一のファミリー割引グループ内で条件(ギガホなどギガプラン3回線以上など)を満たした回線数に応じて、月額料金を回線ごとに最大1,000円(税抜)割引するもの。
この割引条件にアハモ回線がカウントされます。
ただし、カウントはされますがアハモ回線自体に割引を受けることはできません。
割引は、あくまでカウントされている同一のファミリー割引グループ内の他のギガプランに割引が適用されます。
つまり、同一のファミリー割引グループ内の総額は安くなりませんので、この辺りは注意が必要です。
ドコモ光セット割は対象外
ドコモ光セット割とは、ファミリー割引グループ内でドコモ光の契約回線があると、「5Gギガホプレミア」などのギガプランを契約しているスマホ1回線、またはウルトラシェアパックなどを契約している回線に、月額料金から割引されるものです。
ドコモ光を契約しアハモ回線とペア回線の設定(契約情報の紐付け)を組むことは可能ですが、ペア設定を組んだことによるドコモ光セット割を直接受けることはできません。
要するに、携帯電話回線と光インターネット回線の契約情報の紐付けるだけ。ということですね。
スマホなど端末故障時はドコモショップで修理できない
アハモでは、利用中のスマホなどの端末が故障した場合、オンライン修理受付サービスを利用することになりドコモショップでの対応はしてくれません。
そのため、オンライン修理受付サービスを利用することになりますが、以前のドコモショップを中心とした手厚い端末サポートというよりは、自分自身で端末の購入から管理などを行うことが主流になると思っておいた方がいいでしょうね。
ただ、ドコモはアハモ専用に端末を販売するというようなこともコメントしていますので、この辺りは具体的な発表が行われたら追記する予定です。
自分でiPhoneを用意したりする必要が出てくると、例えば下記のような方法で色んなiPhoneを準備したりもできますから、逆に汎用的になるかもですね。
料金支払いは口座振替orクレジットカード払いのみ
アハモでは、支払い方法に口座振替かクレジットカード払いしか選択できません。
請求書払いでの支払いは基本的にはできませんので、請求書払いを行いたい場合は注意が必要です。
相談窓口はオンラインサイトのみ
アハモでは、何か困った時の相談窓口としてアハモ専用のオンラインサイトのみ利用可能となっています。
上記の端末故障時のところでも記載した通り、これまでのドコモショップに加えて、インフォメーションセンターの利用は基本的にできません。
こちらも具体的にどのような相談窓口となるかは未発表ですので、情報分かり次第、追記したいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実はドコモからの公式発表もまだまだ完全に終わったというわけではなく、提供条件も今後確定次第、出てくるものもあるようですので、これで完全な情報というわけでは無いんですよね。
そして、まだまだ分からないことも多いです。
例えばこんなこと……
- 子供向けのフィルタリングサービスは適用できるのか?
- ケータイ補償サービスは契約できるのか?
- 障がい者向けの割引サービスのハーティ割引には対応する?
今までのドコモのサービスがアハモにも適用されるのかどうか、分かっていない部分も多いため、ドコモから公式に発表されたら追記したいと思いますし、私自身も先行エントリー済で契約予定ですので、実際に使ってみての感想も追記予定ですのでお楽しみに!
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