成田空港から国内線で伊丹空港まで、ANAの国際線機材のビジネスクラスシートに乗ってみました。
国内線なのにビジネスクラスシートに乗れるANA成田-伊丹(NH2179便)搭乗記
今回乗ってみたのは、ANAの成田18:05発→伊丹19:35のNH2179便です。
国内線の便数が少ないため1階のゲートを通過し、2階以上に上がってボーディングブリッジから中に入リます。
飛行機搭乗前に訪れた成田空港のANAアライバルラウンジの記事はこちらから。
成田空港を発着するANAの成田〜伊丹便は、国際線用の飛行機(B777-300ER)が利用されるため、エコノミークラスの普通席料金でこのように国際線仕様のシートに座ることができます。
そのため普段、エコノミーの普通席を予約している乗り慣れている方でも座席が違うと思い込んで後方のエコノミー席に行ってしまい、自分の座席が分からなくなっている方を何名か見かけました。
また、伊丹空港の到着フロアで「自分はエコノミーで予約したんだけど、席はビジネスクラスだった。なぜ?」と地上係員に聞いている方もいたり。
やはり、まだまだご存知ない方も多いようで、私のような狙って乗りに行くという方だけではないということですね。
そしてやはり、このANAのスタッガードシートは楽です。
今回は窓側に座ったのですが、隣の座席を覗き込んでもこのように顔を会わせることはありません。
座席はビジネスクラス仕様ですが、機内サービスは通常の国内線と変わりません。
プレミアムクラスは食事が提供されますが、通常の席は国内線の飲み物サービスだけになっています。
国際線には置いてあるビジネスクラス用の機内食のメニュー表も、撤去されています。
ちなみに、ファーストクラス席とビジネスクラス席の中間に位置するトイレに入ってみましたが、国際線では置いてある歯ブラシやマウスウォッシュなどのアメニティも撤去されています。
機材は国際線仕様でも、中身は国内線仕様に変わって運行されています。
飛行機が苦手な人でも楽チン?シートはフルフラット可能
機内サービスは国内線ですが、ビジネスクラスのスタッガードシートの構造はそのままです(当たり前ですが)ので、上空でシートベルトサインが消えてからこのようにフルフラットにすることができます。
成田空港〜伊丹空港の約1時間、上空での時間はそれよりも短いですが、少しでも横になりたいという場合は最高ですよね。
それと、今回のフライトで気がついたのですが、飛行機の揺れが苦手な人はフルフラットにして寝ておくと不安が解消されそうな気がします。
私も飛行機好きにしては揺れに敏感な方で、これまで数多く乗ってきましたが未だに慣れません(^_^;)
特に国内線の東京〜伊丹間の距離の短い路線の場合は、国際線に比べると高度が低く、雲や風の影響を受けやすい航路になることが多いです。
距離が短い分、飛行機に乗っている時間は短時間ですが、天候次第で大きく揺れることもありますので、そういうときはフルフラットにできると揺れを感じにくくなる気がしてます、個人的に。
というわけで、国内線価格でビジネスクラスシートに乗ることができるANAの成田〜伊丹区間。
気になる方は搭乗してみてはいかがでしょうか。
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